愛    重め

好きなことを好きなだけ

チア男子‼︎

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映画『チア男子!!』公式サイト 

今更ながらの感想をつらつら述べたいと思います。

大したことは言えないけど、青春してる人も過ぎ去った人も必ず7人の誰かに共感できると思ったし、それぞれ色んな事を抱えた7人が1つの目標に向かい頑張る姿を見ていていつの間にか拳に力がグッと入ってた。愛おしくて健気で沢山泣いた。同じように熱く輝く時間に入り込めた気持ちになった。新しい事に挑戦するのも新しい環境に飛び込む事にも先の見えない怖さや一歩踏み出す勇気って得体が知れなくて難しい事も多いけどこの映画を観たら気づいた時には背中を押されてる。私自身はキラキラした青春時代は終わってしまったけど何かに挑戦するのに早いも遅いもないと思えた。何回観ても、同じところで笑って泣いて。観終わったら晴れやかな気持ちになるし、楽しい事、やりたい事を思いっきりやろうって思える。何より映画館から出て行く人たちの顔が幸せに満ち溢れてる。本当にずっとやっててほしい映画だなと思う。

公開日に発売された【Road to BREAKERS】を観てあの笑顔の裏には計り知れない努力が積み重なってあるものだったんだなと思うとラストチアのシーンは毎回号泣してしまう、スランプや怪我を乗り越えて実写化不可能と言われてきた作品を見事に成し遂げて、7人の活き活きとした最高のチアスマイルに胸が熱くなる。きっとこの作品で7人それぞれが成長していった物語でもあるんだな、と。特にトンちゃんのように頑張っても叶わない事って沢山ある。それでも「結果がすべて」ではなく結果が出なくても頑張った人は必ず報われるし沢山のモノを得たと思う。それにゲンやイチローの関係性を見てても、一生懸命頑張ることって、ダサいとかイタイとか思ったり、言われたり、格好いいところだけ見せて本音は建前で隠してしまったり。それでもぶつかり合って、頑張っていく姿って何よりも一番素敵だと思うしそれを見ると勇気を貰える。ハルとカズとはまた違う関係性だけどハルとカズもゲンとイチローも、辛い時ももうやめてしまいたいって思った時も喧嘩をしてもそれでも離れる事はないし唯一無二の存在なんだと感じたし、トンちゃんとミゾもそんな関係になっていけばいいな~と。翔はさくらと。それぞれ良きライバルでお互いを支えていけるような存在に。二人乗りをする時にいつもハルを引っ張っていたカズが、今度はハルがカズを引っ張るような、そんな心地良い関係に。

きっかけは好きな俳優さんが出てるから観ようと思った映画だったけど、そんなの関係なくなるほどに感動した。回数を重ねるほど感情が入りすぎてしまうし、その時々の自分のモチベーションとかで心に沁みる言葉や場面が違ったりで本当に観れば観るほど夢中になれる。上映もどんどん減ってきてるけど、沢山の笑顔と勇気を貰える映画だから長く長く続いてほしいし、沢山の人の心に響いて残っていてほしいと思える映画でした。

関西では上映が終わってしまったのでもう毎日チア男子不足でメイキングを寝る前に観るのが日課。それほどに素敵な作品だし、私自身とても背中を押されたからもっともっと観たいなーと。もうすぐにでも円盤出してほしい所存。なんやかんやで主観全開まとまりない感想でした(毎回)